When They Arrive
いちご苗が届いたら
いちごの苗が届いた日にすること、置き場所、すぐに植えられないときの保管のしかた、植える前の水やり、植え付けの手順、最初の2週間の世話をまとめました。苗の到着を待っている方、届いたけれど週末まで植えられない方は、箱を開ける前にお読みください。

届いた日に、箱から出します
届いた箱は、その日のうちに開けます。箱の中は暗く、蒸れやすいため、閉じたままにすると葉が黄色くなり、株が弱ります。
- 箱を開けて、苗をポットごと取り出します
- 屋外の、明るい日陰に並べます
- ポットの土に指で触れ、乾いていたら株元に水をあげます
- 折れた葉、黄色くなった葉があれば、付け根から取り除きます
輸送のあいだに、外側の葉が1〜2枚折れたり、しんなりしたりすることがあります。株の中心にある小さな葉が緑色でしっかりしていれば、生育に影響はありません。
置き場所は、屋外の明るい日陰から
届いたばかりの苗は、箱の暗さに慣れています。いきなり強い日差しに当てると、葉が焼けることがあります。
| 日数 | 置き場所 |
|---|---|
| 届いた日〜翌日 | 軒下や建物の東側など、直射日光の当たらない明るい場所 |
| 2日目以降 | 午前中に日が当たる場所。植える場所のそばに置くと、環境に慣れます |
室内には入れず、屋外に置きます。いちごは風通しのよい場所を好み、室内では日照が足りずに葉が間延びします。
ポットは地面にじかに置かず、トレーや台の上に並べると、ナメクジや泥はねを避けられます。
すぐに植えられないとき
1週間以内なら、ポットのままで待てます。週末まで数日あく、雨が続いて畑に入れない、という場合も心配はいりません。
水やり
小さなポットは、土の量が少ないので乾きが早くなります。朝、土の表面を見て、白っぽく乾いていたら株元にたっぷりあげます。晴れて風のある日は、夕方にも一度のぞいておくと安心です。
受け皿やトレーに水をためたままにすると、根が傷みます。水やりのあとは、たまった水を捨てます。
1週間を超えるとき
ポットの中で根がいっぱいになり、水切れを起こしやすくなります。ひと回り大きなポットか、あいているプランターに、根鉢を崩さずに仮植えしておきます。植える場所の準備ができたら、根鉢ごと掘り上げて植え直します。
植える前に、ポットに水を吸わせます
植え付けの1〜2時間前に、ポットにたっぷり水をあげておきます。根鉢が湿っていると、ポットから抜くときに土が崩れず、根を傷めません。植えたあとの根づきも早くなります。
乾いた根鉢のまま植えると、あとから上から水をあげても、根鉢の中まで水がしみこみにくくなります。
植え付けの手順
- 植える場所に、根鉢より少し大きな穴をあけます
- 株元を指ではさんでポットを逆さにし、底を軽く押して根鉢を抜きます
- 根鉢を崩さずに穴に入れます。ポットの土の表面と、まわりの土の表面を同じ高さにそろえます
- 株元のふくらみ、クラウンが土に埋まっていないことを確かめます
- ランナーの切り跡を、プランターなら奥に、畑なら畝の内側に向けます。実は反対側につきます
- まわりの土を寄せて軽く押さえ、鉢底から流れ出るまで水をあげます
同じ苺培土Specialに植えると、根のまわりの環境が変わらないので、根がそのまま新しい土へ伸びていきます。
最初の2週間
植えてから新しい根が伸び出すまでの2週間は、根鉢の中の水だけが頼りです。この期間だけは、土を乾かさないように気を配ります。
| 時期 | 株の様子 | 世話 |
|---|---|---|
| 1〜3日目 | 日中、葉が少ししおれることがあります。朝に戻っていれば順調です | 朝、株元に水をあげます |
| 4〜7日目 | 外側の古い葉が赤くなったり、枯れたりすることがあります | 枯れた葉を取り除きます。水やりは毎朝、土の様子を見て |
| 8〜14日目 | 中心から新しい葉が立ち上がってきます。根づいた合図です | 土の表面が乾いてからあげるやり方に切り替えます |
外側の葉が枯れるのは、根づくまでのあいだ、株が古い葉を減らして水の出入りを抑えているためです。中心の芽が緑色なら、心配はいりません。
水やりで土が沈み、クラウンが埋まってくることがあります。1週間たったら一度、株元をのぞいて、中心の芽が土の上に出ているかを確かめます。
肥料は、この2週間は与えません。根づいてから3〜4週間後、11月に入ってからが1回目の追肥の時期です。
苗の様子が気になるとき
「届いた苗の葉に斑点がある」「植えて2週間たっても新しい葉が出てこない」。気になることがあれば、株全体と中心の芽が写った写真を添えて、お問い合わせください。日ごろ、いちごの生産者の方と苗と土のやり取りをしている担当がお答えします。
