How to Use
苺培土Specialの使い方
苺培土Specialの使い方を、場面ごとにご説明します。プランターと鉢に入れる土の量の目安、鉢底石、植え付けの深さ、水やりと追肥、畑の植え穴に使う方法、ランナーを受ける育苗ポットでの使い方、余った土の保管まで。袋を開ける前に手順を確かめたい方、植え替えの土をお探しの方はご覧ください。

袋を開けて、そのまま使えます
苺培土Specialは、ほかの土や改良材と混ぜずに、袋から出してそのまま使えるいちご専用の培養土です。
プランターと鉢、畑の植え穴、ランナーを受ける育苗ポット。使う場面はちがっても、水もちと水切れを両立させた土の働きは同じです。
伊勢屋肥料農材が、いちごの生産農家と家庭菜園の方からよく聞かれることを、場面ごとにまとめました。
プランターと鉢での使い方
土の量は、容器の容量から鉢底石の分を引いて考えます
プランターや鉢には、底や側面のラベルに容量がリットルで書かれています。そこから鉢底石の分と、縁の下にあける水やり用のすき間の分を引いた量が、入れる土の量です。
| 容器 | 植える株数 | 土の量の目安 |
|---|---|---|
| 幅65センチの標準プランター | 3株 | 12〜13リットル |
| 直径30センチの丸鉢(10号) | 1〜2株 | 8リットル前後 |
| 直径24センチの丸鉢(8号) | 1株 | 5リットル前後 |
苺培土Specialの袋の容量は、オンラインショップでご確認いただけます。プランターの数に合わせて、少し余る量をおすすめします。植え付けのあとに土が沈んだとき、足す分が手元に残ります。
1. 鉢底石を敷きます
底が隠れるくらいに鉢底石を敷きます。底がすのこ状になっているプランターは、鉢底石がなくても水が抜けます。
2. 土を入れます
苺培土Specialを、縁から2〜3センチ下まで入れます。このすき間が、水やりのときに水をいったんためる場所になります。
土は押し固めず、プランターの側面を軽くたたいて落ち着かせるくらいで足ります。
3. 苗を浅く植えます
ポットから苗を抜き、根鉢は崩さずに植えます。株元のふくらんだ部分、クラウンが土の上に見えている深さが目安です。クラウンが埋まると新しい葉が出にくくなり、浅すぎると根が乾きます。
株のあいだは15〜20センチあけます。親株とつながっていたランナーの切り跡を、プランターの内側に向けてそろえると、実が手前側になります。
4. 鉢底から流れ出るまで、水をあげます
植え付けの直後は、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと。水が引いて土が沈み、根が見えたところには土を足します。
水やりと追肥の目安
水やりは、土の表面が乾いてから
苺培土Specialは余分な水がすぐに抜けるので、あげるときは鉢底から流れ出るまでたっぷりとあげます。次の水やりは、土の表面が白っぽく乾いてからです。
表面が乾いて見えても、粒の中には水が残っています。迷ったときは、指を第一関節まで土に入れて、湿り気を確かめる方法がおすすめです。
| 季節 | 水やりの目安 |
|---|---|
| 植え付けから根がつくまで | 土を乾かさないように、毎日様子を見ます |
| 冬 | 土が乾きにくいので、数日に1回。晴れた日の午前中に |
| 春、花と実の時期 | 水をよく吸うので、1日1回を目安に |
| 夏、苗を取るとき | 朝にあげ、猛暑日は夕方にも土を確かめます |
受け皿にたまった水は、その都度捨てます。
追肥は、11月と2月に
根がついた11月と、春の成長が始まる2月下旬から3月上旬が、追肥の時期です。いちご用の肥料を、株元から少し離して土の上に置きます。
いちごの根は濃い肥料に触れると傷むため、量は袋の表示を上限に、少なめから始めるのがおすすめです。
畑の植え穴に使う方法
畑の土をすべて入れ替えなくても、根のまわりだけを苺培土Specialにする方法があります。水はけの悪い畑や、土づくりの時間が取れなかった年におすすめの使い方です。
- 畝を立てた畑に、苗のポットよりひと回り大きく、深さ15センチほどの植え穴を掘ります
- 穴の底と側面に苺培土Specialを入れ、苗を置いて高さを確かめます
- 根鉢のまわりを苺培土Specialで埋め、クラウンが見える深さに整えます
- 株元にたっぷり水をあげ、沈んだところに土を足します
植えたばかりの苗は、まず苺培土Specialの中に根を伸ばし、根がついてから畑の土へ広がっていきます。
粘土質で水のたまりやすい畑では、畝を高めに立て、穴の底の土をほぐしてから苺培土Specialを入れると、水の逃げ道ができます。
育苗ポットでの使い方
苺培土Specialは、もともと生産農家がランナーの子株を育てるために作った土です。家庭菜園で来年の苗を取るときにも、同じように使えます。
ランナーの子株を受けます
収穫が終わる6月ごろから、親株の株元からランナーが伸びてきます。直径9〜10.5センチのポットに苺培土Specialを詰め、子株の根が出はじめた部分を土にのせ、U字のピンや曲げた針金で固定します。
親株にいちばん近い子株より、2番目と3番目の子株を苗にするのがおすすめです。
根が回ったら切り離します
2〜3週間で根がポットの中に回ります。子株を軽く持ち上げて動かなければ、切り離しの合図です。親株側のランナーを2〜3センチ残して切ると、秋に植えるときの向きの目印になります。
夏は、雨を避けて育てます
切り離したポットは、雨の当たらない明るい場所に、台やブロックにのせて並べます。水は株元に注ぎ、葉を濡らさないようにします。
秋、土をふるわずそのまま植えます
10月の植え付けのとき、ポットから抜いた苗は、根鉢がしっかり固まっています。土をふるい落とさず、根鉢のままプランターや畑に植えられます。
余った土の保管
使い残した土は、袋の口を折ってひもやクリップでしっかり閉じ、雨と直射日光の当たらない場所に置きます。物置や軒下の、地面からの湿気を避けられる棚の上が向いています。
袋の口が開いたままだと、雨水や雑草の種が入り込みます。乾いてしまった土は、そのまま使えます。
よくある質問
肥料を混ぜてから植えたほうがいいですか
袋から出した土に、そのまま植えられます。いちごの根は濃い肥料で傷みやすいので、肥料は根がついた11月の追肥から始めるのがおすすめです。
植え替えのとき、古い土に混ぜて使えますか
いちごを育てたあとの土には、古い根や病原菌が残っていることがあります。いちごの植え替えには、苺培土Specialだけを新しく入れる使い方をおすすめします。古い土は、花や別の野菜に回せます。
水やりのあと、水がすぐに流れ出てしまいます。足りていますか
足りています。余分な水が抜けたあとも、粒の中に水が残るように作っています。鉢底から流れ出るまであげていれば、根のまわりには十分な水が行きわたっています。
